2016年9月17日土曜日

新しいアンテナ

アンテナを交換しました。

これまでは、サガ電子のSD660(7,14,21MHz)を使用していました。
10MHz用のコイルも持っていますが、大した手間ではないのですが、交換するのが面倒くさく、ほとんど使っていません。

その他のバンドにも出てみたいと考えていたところ、CQ誌の8月号に、7バンドバーチカルアンテナMFJ-1797が掲載されていました。
カッコも良さそうでしたので、それより若干安く、短くて、組み立て時の取り回しがよさそうなMFJ-1797LPを購入してみました。

英文のマニュアルがついており、組み立てはそれほど難しくありません。ただし、共振点を合わせる調整には多少、手間がかかります。アンテナアナライザーでSWRを測定しながら、エレメントを0.5~1.0cm刻みでニッパで切っていきます。これにより、共振点が徐々に高周波数側へ動いていきます。

マニュアルでは「40mから調整せよ」とありましたが、最初にすべてのバンドのエレメントを1.0cmずつ切って、どれくらい周波数が動くのかを確かめたところ、10MHzで、目標より高周波数側へ移動しすぎてしまうはめに。。

マニュアルには「決して慌てずに調整せよ」と書いてありましたので、その後、アンテナを上げたり下したりしながら、3週間くらいかけて、週末に少しづつ調整し、すべてのバンドでほぼ目標の周波数に入れることができました。

注意点としては、特に10MHzでは、7MHzのエレメントのカットの影響を受けて、何もしなくても高周波数側へ動いてしまうようです。やはり、一度に全部の周波数を調整するのではなく、マニュアルとおり、7MHzから徐々にやったほうが良さそうです。

高周波数側に外れていた10MHzの調整ですが、マニュアルには、各周波数、4本のエレメントのうち、対称となる位置にある2本の長さを調整しても良いと書いてありましたので、予備のエレメント長めに切って入れたり、7MHzのエレメントの2本と10MHzのものと交換したりして、何とか丁度良いところにおさまりました。

使用した感じでは、各バンドを素早くワッチできるので、とても便利です。ただし、7MHzの使える周波数域がとても狭いです。アンテナと一緒に入っていたMFJ社のカタログを見ると、MFJ-1797より短い分、7MHzで周波数域が狭くなると書いてありました。それと雨が降ると共振点が下がります。アンテナチューナーは用意したほうが良いと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿