2018年5月12日土曜日

Midway Electronics ME40+ 完成




 キットの組み上げで戸惑ったのは、LPFのトロイダルに線を巻くときです。16cmに切って使えと書いてあるので、その通りにしたら足りません。誤差としてこのまま作ってしまおうかとも思ったのですがコイルのインダクタンスを求める式を調べてみると、巻き数の二乗に比例します。2回くらい足りないので、予定より3割以上小さくなる計算です。仕方ないので、残りの線をハンダで付けて延長して巻きました。

 基板が組み上がってからの調整は送信からです。アンテナをダミーロードにつないで、回路の指定の場所に適当な線をホイップアンテナとして接続します。キーを押して送信し、近くのリグで7.216〜7.300MHzにキャリアが入ればOKです。

 期待して、電源を入れキーを押し、リグのVFOを回して上記の周波数を探しました。 ???? 聞こえません。

 うーん、どこが原因? いろいろ眺めて、VFOを回すと、7.160付近に聞こえました。
しかし、基板を少しいじると聞こえなくなるので、接触が悪いところもあるようです。

 調べるとトロイダルコアの基板への接触が悪いことが判りました。取り外して、銅線被覆が残っているところがあったので、取り除いて付け直しました。リグでキャリアを探すと、今度は7.133付近に聞こえます。

 最後に取り付けるコンデンサーの容量で目標の周波数に入れるため、7種の異なる容量のコンデンサーが準備されてます。上記の周波数を鑑みて低めの容量のコンデンサーを選び、7.000〜7.035に入るようにしました。出力は1.5W程度です。

 次は受信です。アンテナに繋ぎ、ジャックにイヤホンを入れてVFOを回すと、澄んだ音でCWが聞こえてきました。やりました。CWトランシーバーキット完成しました。

(イヤホンジャックとキージャックをケースに固定するナットが入っていなかったので、合うものを探さなきゃ。)


0 件のコメント:

コメントを投稿